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日常の記録。

便(中医臨床実習感想①)

今週から中医鍼灸の臨床実習が始まった。2年生の時もあったけど、その時はモデル学生を2名選んで、希望した2名が施術者として残りの学生の前で弁証・切診舌脈診・配穴・施術を行うというものだった。

 

3年生では、中医鍼灸の実習を選択した人だけでペアを組み全員が弁証から施術までをそれぞれに行う。

 

中医鍼灸以外の手法も選べるため、中医鍼灸だけやりたい人が集まる。自分も含めてだけど、一癖二癖ある変わり者が集まった気がする(褒めてる)。

 

もう再診も含めて4コマ分実習が終わって色々感想があるけど、施術者としての自分の感想は長いから後ほど。

 

何が言いたくてこの記事書いてるかって言うとね、

 

クラスメイトに鍼してもらって便が出ましたー!

 

…キタナイ報告(笑)

 

私は主訴便秘でかかっていて、今回この1ヶ月の食事の変化が明確な原因なので(主食が変わった)弁証は臓腑の病ではなく六腑の病ということに。便秘の場合痰湿とか気滞とか血虚とか生理物質の失調が五臓に影響して起こるパターンが多いらしく、こんなに明確に病位が胃と特定されることは多くないらしい。

 

授業の話ってどこまで外に向かって書いていいのかわかんないからここまでにするとして、

 

とにかく上の弁証で配穴された経穴に鍼を打ってもらい、初診後、再診後それぞれ無事に便が出た。

 

私の場合、毎朝の飲水後や朝食の1時間後位に便意が来てスッキリ出し切れるのが日常で、初診の後の排便はそうではなかったけど、再診後の今朝はちゃんと朝に便意が来てスッキリ出たから、2回の治療で体調が戻りやすくなったのかなぁと感じた。

 

時間割の関係で再診が初診の2日後だったのも良かったのだと思う。この2年間色々な所で鍼灸を受けているけど、特にかかり始めは短期間に集中して鍼灸を受けた方が効果が出やすいと経験から思う。理想は今回みたいに初診〜再診を2〜3日置きだけど、1週間ちょっとくらい空けての受療でも効果はしっかり感じたからその位でもいいのかも。刺激量とか症状の程度や経過にもよるだろうから一概には言えないけど。

 

で。初診後に排便があった時は、嬉しくなって術者をしてくれたクラスメイトにLINEをした。

 

で。今朝。またLINEをしたくなった。

 

が。相対で実習して便が出るたびにLINEをしていたら、クラスメイトの私への印象が「排便を報告してくる人」になってしまうと思って踏みとどまった…。

 

しかも今日カンファレンスがあって報告するし、そもそも同じクラスだからあと1時間後には会うわけで…。

 

私自身が、まだ鍼灸の効果にいちいち驚くような段階で、自分が刺して効いても、刺されて効いてもいちいちその効果に驚くので、その驚きと感動を瞬時に伝えたい!とつい思ってしまうのよね。