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日常の記録。

ようやく切診(中医臨床実習感想②)

今日は中医臨床実習の再診のカンファレンスがあった。

 

クラスメイトのレベルが高い考察と質問に先生の解説…難しかった〜。座学の勉強がそこそこできたから付いていけるもんだと思ってたけど、振り落とされないようにするので必死…。

 

もう今まで勉強してきた自負も意地も何もない。私がしたと思ってた勉強なんてミジンコくらいの量だったんだ…というか全然勉強したうちに入ってない…恥ずかしい…

 

とにかくこんな貴重な学びの場を無駄にするわけにはいかない。先生だって学外で学ぼうとしたら決して安くないような先生である。どんなに馬鹿な質問や考察で呆れられたとしても、分からないことは今この場で聞かなければ一生学ぶ機会がないという気持ちで恥はかき捨てて参加。

 

やっぱり何でも言ってみるもんで、超勉強になった。本当中医鍼灸のクラス選択してよかった。他のメンバーも良いし。楽しかった。

 

そんなカンファレンスの後。カンファレンスでの延長でクラスメイトに「切診しても押手構えてもどこに鍼先刺したらいいのか全然わかんないんだけど。」とこの2年間ずっと思ってることを相談。

 

クラスメイト

「よよこさんは切診の時も前揉捏の時も随分指腹で触るなぁと思った。触られて気持ちいいけど、それだと硬結や圧痛部位を指腹の広い面で取るから、鍼先を置く時“この広い範囲の中のどこだろう”ってなりませんか?私はもっと指の尖端を使って狭く取ってます」

 

バーン!って何かが開けた感じがした!

 

私、無意識で痛くないように触ろうっていつも思ってて、鍼の時も広い面で触ってた!試しにその場で指腹と尖端それぞれでクラスメイトの腕触り分けたら全然違う!!!尖端のが部位がクッキリ分かる!!!!

 

何で今までずっと気付かなかったんだーーーっ!

今までこれに気付かないまま2年間も何をやってたんだーーーーっ!むしろよくこれで3年まで進級できたな!!!

 

衝撃!!!!!!!!!

 

何で今まで気付かなかったかと言うと己の観察力が一番の原因なんだけど、みんなが言うには私が中途半端にテストの点だけは取れるタイプだからみんな私がデキルヤツと勝手に思ってくれてて、私が「できない」「わからない」と言ってるのが「ご謙遜を」と思われてた、っていうのが1つ。これはめちゃくちゃ損…私基本的にできないとかわかんないとかも全部ハッキリ言うから!そこには裏も表も見栄も謙遜もありません…みんな信じて…!(全部顔と口に出るタイプだから、っていつも周りには言ってるけど本当その通りだから…)

 

あとは、先生方は気付いてたけど自分で気付いた方が学びになるから言わなかったんじゃないか説も出た。さもありなんだけど、私本当に観察力が激弱なので、教えて頂けると有難いです…せめて学生のうちだけでも…お願いします。

 

とにかく急に何かがパァァァっと開けて、

その後クラスメイトに付き合ってもらって教室で30分くらいツボを取る練習をしていた。

 

修行に出ているクラスメイトから、自主練の仕方やツボの考え方も改めて教わった。

 

正直、今日初めて切診が楽しいと思った。これまでなんか全部がぼやけてて、鍼先はいつも外れるし、先生からは鍼が死んでるとか言われるし、たまに上手く打ててもなんで上手く打てたのか自分でわかんないし。いつもモヤモヤしていた。

 

それが、今日、ほんの少し晴れました!!!

 

やったー!

 

そして忌憚無くアドバイスをくれたり指摘してくれる練習仲間ができたことに感謝…。私は察することが苦手で、ハッキリ言われないとわからないタイプだから、変に気を遣わずハッキリ言ってくれる人の存在が有難い。

 

色々あって波乱に思われたクラス替えだったけど、今のクラスになってよかったし、このクラスの中医臨床実習選択メンバーはめっちゃ良い。

 

まだまだ始まったばかりだから、こっからまた頑張ろう。

 

ひとまず次回に向けて練習!