3年生になってからブログを書いてなさ過ぎて、久々に開いたら記事が少なくて、一瞬書いたものが全部消えちゃったのかと錯覚した!自分が書いてないから何も残ってないだけなのにとんだ被害妄想である。
こんな駄文でも長く書かずにいると、なかなかまとまった文章を書くことができなくなるんだなぁということを痛感しながら、10月の振返り。
***
10月は、これまでの学校生活の中で体力もメンタルも一番キツかった。でもその分、得られたものもこれまでの学校生活の中で一番多かった。学校の授業を受けてるだけでは経験できないことをいっぱい経験した。
***
①9月下旬〜卒試直前期
この期間は、なんと勉強せずにパワポのスライドを作っていた。学生向けの学術大会があって私はそれの発表者だった。当初発表用のスライドの締切が卒試後と聞かされていたため卒試が終わってから集中してやろうと思っていたら、先生の勘違いで卒試前が締切だった…!書けないけどその他色々あってパワポ缶詰状態に。周りが卒試の勉強をしている中、全く勉強していないことに焦りを感じながら、先生方の超多大なるご指導を受けてなんとか提出用スライドが完成。すごく大変だったけど、普段授業を受ける機会がない先生にも色々教えてもらえて、ほんの少しだけ学術的なことを齧れて、新しい世界を覗いた感。同時に自分は研究とか向いてないなーと痛感。先生は向いてるって言ってくれたけどアタマが付いていかないヨー。
***
②卒試
上記の理由から直前まであまり勉強しておらず、それゆえなのかあまりエンジンがかからないまま本番になってしまった。
前日はバイトの休みをもらって勉強してたけど、夜みんなで吉野家行ったことしか覚えてない…(さすがにそれは言い過ぎか…ちょっとは勉強した)
一応合格して卒業&国試の出願はできることになった(受からないと国試に出願させてもらえない)。
卒試の後みんなで鳥貴族行ったのが楽しかった!
***
③学術大会参加
大変緊張した…。あんまり詳しく書くと身バレするから割愛(しかし知ってる人には見られている)
とにかく!学校の先生方には大感謝。専門学校の教員って知力体力本当凄いよな…。
伊藤和憲先生の特別講演を生で聴けて、感銘を受けた。ご褒美感が凄い!
***
④学術大会の手伝い
某学会の手伝いに参加。元々一般参加するつもりだったものだったけど、学生ボランティアの募集があったのでせっかくの機会だと思って応募した。
医師や薬剤師など他の医療職が参加する学会の参加は初めてで、運営手伝うのも初めてで、初めて尽くしだった。
医師の講演とか最新の研究の話とかは難し過ぎて全然分かんなかったけど、頭が超絶良い人達のこういう膨大な研究や活動によって、自分が学んでる鍼灸も支えられているんだろうなという気持ちになった。
ボランティアで参加してすごく良かったと思った点は、色々教えてもらいながら演題を聴けたこと。長く業界にいる先生方から色々な考えを聴けたり、発表の要点を教えてもらえたり、他職種の方から話を聴けたり。運営ってこんな感じだよっていうのも教えてもらった。一人で一般参加してたら絶対知れなかったことを知って、視野が広がった。スケジュール的にタイトで体力がしんどかったけど参加してすごく良かった。楽しかった。
***
⑤論文の締切
自分が発表した演題について論文提出があった。これも直前まで締切がもっと先だと聞いていて、年内に書けばいいのかなと思ってたら10月末が締切だった。もう上手く書けるかどうかなど関係無く、とにかく出さなければの一心で書く。論文のお作法も知らないので先生方にご指導頂き提出。研究活動とか論文発表してる人って凄いよ、本当…。
***
⑥都師会主催の松浦先生のセミナー
『精神科領域の鍼灸治療の最前線』というセミナーに参加。私はメンタルヘルス系の鍼灸治療にはあまり関心がないというか、自分がやるべきではないと思っているのでこれまで精神科領域のセミナーは参加したことがなかったのだけど、デイケアでバイトしててちょっと気になることがあったので参加してみた。感想はまた別の記事でまとめたいけど、参加してすごく良かった。新しいことを沢山知れた。ピコリナ欲しくなった。
***
⑦あん摩の外来実習終了
1年間続いたあん摩の外来実習がついに最終回。私は治療院とかリラクゼーションでバイトをしていないのでこの授業が手技を実践する唯一の場だった。十分にやり切れたとはとても言えないし、悔しい想いがいっぱいだし、こんな有様で臨床出るのかと思うと不安だけど、そういう気持ちを学生の内に経験出来て良かったと思う。
***
10月は締切とか試験とか常に何かに追われてる感じでメンタル的には少しキツかったけど、自分一人で受身でいたら経験できないようなことを沢山経験できたのと、色々な方に出会って交流することで刺激を沢山受けたので、振り返ってみるとすごく充実した1ヶ月だった。あっち行ったりこっち行ったり、移動も多かったし睡眠も上手く取れなかった割には体調も大きく崩さず乗り切れて良かった。途中交感神経優位になり過ぎて便秘になったり色々おかしくなったけど、治療院の先生が治してくれて、改めて鍼スゲェーってなったのも良い経験。
セミナーや各種講演が楽しくて、それはこれまで自分が勉強してきたから楽しめたという側面も少なからずあると感じていて、そういうのも含めて、3年間の学生生活を頑張ってきたからこそのボーナスタイム、ご褒美感満載の1ヶ月だった。
ただ自分一人では絶対に経験できないことばかりだった。周りのサポート、学校の先生、先輩、治療院の先生、外部で出会った方々のお陰なので、この10月に関わって下さった方々に大感謝。ありがとうございました。