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日常の記録。

【感想】プライマリケアについて考えるセミナー

7/21開催のこちらのセミナーをアーカイブで視聴しました。

 

 ちなみに私はHAMTマガジン(在宅鍼灸に関するnote記事を月1,000円で読み放題のお得なメルマガ)の定期購読者なので、1,500円の参加費用が無料。太っ腹!

 

プライマリケアってよく聞くけど、何なのか説明してみてと言われたら「医療の入口みたいな?」という程度のボンヤリした理解の私。今回のセミナーは卒後訪問鍼灸マッサージ師として働きたい鍼灸あまし学校1年生という現状でとっても勉強になった。

 

自分用の覚え書きとして感じたことを書き残す(※有料セミナーなので詳しい内容には触れずセミナーを聞いて私が感じたことだけを書きます。興味が湧いた方はHAMTマガジンでもプライマリケアの記事があるのでそちらをチェック!)

 

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プライマリケアの定義や到達目標を知ることができた

 

プライマリケアの定義について日本プライマリ・ケア連合学会の定義を元に講師のてつ先生(@NTetsuki)が鍼灸師の目線で解説。

 

※参考※

日本プライマリ・ケア連合学会|学会について プライマリ・ケアとは?(医療者向け)

 

プライマリケアの学会があることも定義も初めて知った!鍼灸師鍼灸院の立場としてこの定義を見た時にどんなことを言えるかといった説明がわかりやすかった。

 

「対人関係の継続性」はとても大事だと思った。何かあった時に自分のことを思い出してもらい、頼ってもらえるようになるには継続して信頼関係を積み重ねていく必要がある。それって一朝一夕には到底できない。もちろん患者さんを持つことはできないけど、対人関係の積み重ねは鍼灸学生のうちからでも意識できることじゃないかな~と思った。

 

また、様々な資料やご経験をまとめた、てつ先生の考える鍼灸におけるプライマリケアの6つの到達目標の解説がわかりやすかった。目標を達成するために身に付けるべきことがキーワードで示されていて、学生のうちに特に何を意識して学ぶべきか道標を教えてもらえた。まぁ範囲が広すぎて「ウワー」とはなったけど…。できるべきことが多い。

 

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②「病い」を探る質問

 

患者さんの訴える主観的な症状(=「病い」)の主張は、その患者さんにとってどんな意味があるか?を知るためにはどのような問いかけをしたらよいかという話。

 

治療するためには知っておきたい患者さんの情報って沢山あるけど、それを「治療者が知りたい」という気持ちで聞いてしまうと問い詰めるような感じ、治療者都合になってしまうんだな、と感じた。

 

患者目線での問いかけ方をするのが大事。

これ脳にタトゥーしておきたいくらい私の中では重要な気づき!

 

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③生理学の知識増やすの大事

 

見逃してはいけない疾患を知る、判断基準を知る、という話を聞いて、生理学の知識をもっともっと定着させなくちゃと思った。生理的な状態がわかってないと何が異常かわからない。もうちょっと踏み込むと、まだ病理学は習ってないから知識ないけど、鍼灸マッサージで対応できるのかできないのか判断できるようになる、そのための知識はしっかりつけないと…と思った。生理学の期末試験頑張る!!!

 

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全体を通しての感想は、プライマリケアができる鍼灸マッサージ師になるってめちゃくちゃ大変!知っておかないといけないこと多い!対人面のスキル超求められる!現場出てる方達マジ凄い!できるようになるべきこと多すぎて眩暈する!

 

まずは目の前の期末試験をちゃんと頑張ろう…。