Blog 1/445

日常の記録。

卒試を振り返り国試に備えよう

昨日は専門学校の卒業認定試験だった。

 

入学したのが半年前位の気持ちなのに気付けばもう卒業認定試験だなんて、時の流れの速さが恐ろしい…。

ちなみに昨日の卒業認定試験は筆記試験で、実技の認定試験は後日別である。なので今回は筆記試験の話。

 

一応、私が通っている学校の卒試は難易度的には国試より難しい。多分どこの学校もそうだと思う。受からないと卒業のための単位をもらえないので国家試験に出願させてもらえないという縛りがあり、それも多分どこの学校も大体同じだと思う。

 

再試もあるけれど、うちの学校の場合卒試の本試で受かった人で国試に落ちた人はこれまでいないと言われているので、国試の結果を占う通過点として大事な試験である(卒試合格後油断して4ヶ月全く勉強せずに過ごして国試に落ちた人と、マークミスで落ちた人がいると聞かされたけど、レアケースだと信じたい…)

 

さて、そんな大事な卒業認定試験を受けて気付いたことなどをまとめます。

 

***

①前日夜になっても全くエンジンかからず

前日の夜に書いたブログ↓

卒試 - Blog 1/445

 

なんということでしょう。なんと前日まで全くエンジンがかかっていないではありませんか…。

 

定期試験と違って卒試は出題範囲が決まっていない。正直何をどの程度勉強したらいいのか分からず、試験までの間、あっちをちょこちょこ、こっちをつんつん、みたいなことしかできなかった。

 

本当は、各論、病理学、経穴東洋医学概論の序盤(陰陽論や五行論)が弱いのでそこを集中してやった方がいいと分かっていたけど、医療概論や公衆衛生や総論なども決して確実に点が取れるわけではなく、そう思うとなんとなく全体的に不安で、同じ問題が出るわけではないから意味がないと思いながらも、学校から開示された過去の卒業認定試験の問題をやってみたりしていた。

 

私は問題を解く時思考を全て言語化しないと気が済まないタイプで、全ての選択肢に選択した理由や背景を書くため、過去問をやるだけで時間があっという間に過ぎて、しかもものすごく疲れた。例えば労働衛生の3管理とか、そんなこと一々書く必要もないし、選択問題なら間違えないのだからそこに時間を割くべきではないのにそんなことを全範囲全問やっていた。勉強に限らず全てにおいて自分のことが信用できないので、覚えたと思っていても突然全てが分からなくなるのではないかと不安で、知っていることを全て書き出して自分が覚えていることを確認しないといられないのだ。優先順位が分かっていてもどうしてもやめられない。

 

結局、しっかり押さえるべき苦手科目に絞って集中して勉強しないまま当日になってしまった。

しかも周りは試験頑張らなきゃムードなのに、あまりエンジンもかからず若干思考停止気味。

国試の前にこんな状態はちょっと良くない気がした。国試までにどうにかして自信を付けたりテンションを上げていかないといけない。

 

***

②謎に緊張して良く眠れない

大してエンジンもかかっておらず、それほど頑張って勉強できたわけでもないくせに、いやむしろ勉強してないという不安からなのか、あまり良く眠れなかった。一人暮らしのため朝起きられなかったらどうしようという不安も重なって、眠りがすごく浅かった。夜中にちょっと目が覚めた。朝は時間通り起きられたけど、どうも頭がスッキリしない。こういうことはあまりないので少し驚いた。学校に着いてもちょっと頭がボーッとしたまま。

 

***

③頭がボーッとするのをどうするか

集合時間の1時間前に教室に到着。しかし頭がボーッとするのがどうにもならない。

 

最近気に入っているスパ・セイロンのハーブバーム(タイガーバームみたいなやつで、良い香りがしてスースーする)を目の周りや鼻に塗りたくり、顔をスースーさせてみた。少しスッキリした気がする。

 

前頭葉活性化!!!と思い額を鉛筆で叩きまくる、百会を押すなど試みる。ちょっと痛い。あと周りから見たらちょっとヤバイ奴。

 

冷たい缶コーヒーを飲む。苦味でスッキリするけど、どうもトイレに行きたくなる。

 

試験前に頭をスッキリさせる良い方法、募集。

 

***

④直前に新しいことは覚えられない

試験開始まであと1時間半。この期に及んで何をやるべきかますます分からない。けれど気持ちだけは今更焦ってきた。

 

よく「直前に見たやつが試験で出て正解した」という話を聞くなと思い、これまで見たことがなかった知識を直前に暗記しよう!と突然思い立つ。

 

黒本の一度も開いたことのないページを開いたり、奇穴の一覧を眺めたりし始めた。しかし視線が文字をなぞるだけで内容が全く頭に入ってこない。そして気付いた。

 

試験直前に新しい知識を覚えるのは不可能…!

 

試験前は既に何度も見て覚えたものを改めて確認する方が自分には合っている様子。昼休みは既に擦り切れるほど見た要穴表などを眺めて過ごした。

 

国試の時も、新しいことを新たに詰め込もうとせず、これまで見たものを見直すことに時間を使おう。

あとは、どれだけ見直せる知識を増やせるかが大事だから、残り数ヶ月、もっとしっかり勉強して知識を固めよう。

 

***

⑤昼食に何を食べるか

これも重要な問題だ。食べすぎると午後の試験で眠くなる。しかし空腹でも集中できない。

 

午後は初っ端が経穴の問題のオンパレードで、しかも出題形式が複雑怪奇である。とにかく集中力が要るから眠くなることだけは避けたい。

 

卒試の日は、自分で作ったスパイスカレーの残りとあんぱんを持って行った。

 

市販の弁当は私には量がちょっと多くて全部食べると眠くなる。自炊の弁当だと量的にはちょうどいい。甘いものも少し食べたかったので、あんぱんを半分だけ食べた。無事眠くならず、午後の試験を乗り切れた。

 

国試の日もできたらお弁当を持って行けるといいかなと思う。あっためられないから冷めても美味いものか保温ジャーだな。

 

***

⑥問題を解くペース

試験時間は2時間半。問題は午前90問、午後90問(学校の認定試験はあまし理論も同時に受けるため午後10問追加されて100問)。

 

午後の方が複雑怪奇な経穴の問題を解くのに時間がかかった。全問埋まった時点で残り時間が30分。

見直しと解き直しをして残り時間が5分だった。ちなみに、前述の通り、全ての問題で選択理由や思考の過程を書かないと気が済まないので全問解説を書きながら解いてこの時間。結構ギリギリ…?

 

解説を書いていて唯一良い点は、見直しの時どうしてその答えを選んだのかがすぐわかるところ。なので見直しは割と楽。

 

経穴の問題をもっとテンポ良く解けると良さそう。

 

***

⑦普段から一定時間集中して勉強することを習慣にする

これが今後一番の課題かも。とにかく集中力が続かない!午前2時間半、午後2時間半。あましと鍼灸どちらも受験するから2日間集中力を保たないといけない。

 

普段の勉強では、つい短い時間おきにスマホをいじったり、同級生とおしゃべりしたり、お菓子をつまんで休憩しがち。2時間半も黙って集中していられない…情けない…。

 

国試まで残り138日。まとまった時間集中して勉強する習慣をつける!

 

***

 

と、以上で振り返りと今後の課題はおしまい!

 

卒試の結果発表は一週間後…自己採点では合格だったけどマークミスが気になるところ…。

 

結果は待つこととして、自分の課題に向き合いながら国試まで頑張ろう。