先日は久しぶりに政治×鍼灸に参加。
最後に参加したのが第5回だったと思うからかなり久しぶりで緊張したけど、とても楽しく安心して参加できて、たくさん刺激を受けました。
自分も明日からいよいよ最終学年突入で、学生としてこういう集まりに参加できる期間も残り1年。
資格を持って参加するのと学生として参加するのでは自分の受け止め方や考え方も変わってくる気がするので、今感じたことを記憶や思いがフレッシュなうちに書き残しておこうと思う。
会の方針として「ここでの話はここだけで」というルールなので、自分が感じたことや考えたことだけをまとめていく(このようなルールが徹底されているから、安心して参加して、色々考えたり、質問したり、できるなぁと思います)。
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今回のテーマは「みんなで考える地域医療と鍼灸」。
今度の区議会議員選挙に立候補されるあはき師の鴻池かなで先生がゲストで、鍼灸師として区政に携わるにあたっての目標やアイデアなどをお話してくださり、その後は小グループに分かれて「地域と鍼灸をつなぐアイデアを考えよう」というテーマでディスカッションする流れだった。
久々で緊張したけど、楽しいテーマで一安心。
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まず鴻池さんの話を聞いた自分の感想。
一番に思ったことは「自分の住んでいる場所や働いている場所がある“地域”を良くしていこう」という発想と行動が素晴らしいなということ。
私は「地域に貢献するあはき師になりたい」という活動目標を持っているけど、「地域」への所属意識が実は薄い。
新宿生まれ(本籍は今も新宿のまま)、その後東京都内を転々。いくつかの区や市に住んだけど、転々とし過ぎたからかどの地域にも地元意識が薄い。今も昔も住んでいるところと学校や職場が離れている生活ばかりだし、そこそこ都会あるあるなのか地域での集まりみたいなのもあんまりなかったから「この地域が好き!私の地元はここ!」みたいな所属意識がどこにもない。強いて言うなら新宿に戻りたいという気持ちはあるけど。
海外に行っても日本出身というアイデンティティは感じるけど東京やその時々住んでいるところに対するアイデンティティは微塵も感じたことがない。故郷がない、根無草のような感覚で時々寂しくもなる。
「じゃあアンタの言う地域って何」と言われると、わからない。上のような活動目標を持ってるのは「地域」への憧れがあってのことな気がする。自分がやってることやできることは「今目の前にいる人に良くすること」であって、そこに「地域」とかもう少し広い視野は無いように思う。
話が逸れたけど、自分がこんな感じなので、鴻池先生の職場の周りのエリアのゴミ拾いの活動や、そこから進んでいって職場がある渋谷区で選挙に出るに至るまでのお話を聞いて、とても素晴らしいなと感じた。自分のいる地域を良くしていきたいという想いと行動力…いつか自分も持てるかなぁ…
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次に少人数でのアウトブレイクルームでの対話の感想。
色々な地域の、色々な世代の、色々な立場の人と一緒のグループで、面白かった。
普段話す機会がないような方と話せるのも楽しみの一つだよね。
あまり具体的には書けないのが残念だけど、
個人的には「子育て世代の女性・妊活中の女性」に向けたあはきの補助は良いアイデアだと思った。国の方針も少子化対策に向かってるし、鍼灸×政治の相性が良いと感じた。
友達にも妊婦さんや子育てママがいるけど、子供を置いて、または連れての外出がままならなかったり、妊娠中体調が悪くて動けなかったなんて話も聞いたので、そういう人向けの往診とか。
あとは率直な意見だけど、鍼灸の施術代は、ちょっと高いと思うんだよね。施術所にもよるけど、6,000〜10,000円くらいのところって結構多いと思う。もちろん世の鍼灸院は金額に見合う価値を提供してくれていると思う(少なくとも自分が受療した経験上)。だから施術自体が高いとは思わないんだけど、効果を実感するにはある程度回数を受けてもらう必要があると思う。
個人的には鍼灸って、特に最初のうちは、あまり間を開けないペースで受けた方が効果が持続すると感じてるから、もし受けてもらえるなら最初は週1とか、隔週とかで受けてもらいたいなぁと思うけど、仮に6,000円だったとして、月2で行ったら12,000円な訳で、そう簡単にポンポン出せる金額ではないと思う。子どもにもお金かかるし、物価も上がってるし…(東京都なんて米の現物支給始まったくらいだよ…)。
鍼灸って、薬とか飲めない時にも症状を和らげることができたり、身体の巡りが良くなって自然と元気になれたり、施術を受けることでリラックスできたり、良いことがたくさんあると思うから、もっと気軽に受けてほしいなぁと思うんだよね。
補助券とか出てもう少し安く受けられたら、施術受けるハードルがグッと下がるし、受療頻度が上がれば効果もより実感できるようになるし、良いこといっぱいあるだろうなぁと、ディスカッションしながら妄想してた。
あとは、自分はこれまで高齢者向けに何ができるかばっかり考えてて、婦人科系とか、若い女性とか、マタニティとか、子育てとか、考えて勉強したことがなかったんだけど、話してる内に、その層にも対応できるようにならないとだめだと思った。
ちょうど直近で小児鍼を少し知ることができる機会があったから、早速行ってみたり(面白かった)。自分の視野もちょっと広がったディスカッションになった。
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他にもお灸缶の話題が出たり。
お灸缶、私はよく知らないけど、灰皿とか水入れるスペースとお灸を入れられるスペースが一個にまとまってる缶とかあったらどこでもお灸できるし準備少なく済んで良いかも〜とこれまた妄想。そういうのあるのかな。あったらほしいな(台座灸と灰皿両方持って歩くの嵩張る)。
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最後は再び全体で、各ルームで出た意見の共有や、総括など。
行政に提案するときに集団だけでなく一人一人が個人としてどんなことができるかという話の中で、エビデンスや事例を集めてくることは一人一人でも協力できることだよねという話があって、なるほどなぁと思った。
「楽しくやっていると人が増えていく」という鴻池先生の言葉も印象的だった。
大きな流れの中で、自分なんかにできることなんてないだろうなとつい思っちゃうし、「政治」と聞くとつい身構えちゃうけど、ゴミ拾いから始まった鴻池先生のように、自分のできる範囲で、楽しい気持ちで周りに還元していくところから関わっていくといいのかもと思った。
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具体的に書けなくてなんかまとまりなくなってしまった(汗)
会の雰囲気も良くて、色々考えるきっかけにもなるから、またタイミングが合ったら参加したいなぁと思います。
✳︎終わり✳︎