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日常の記録。

憧れ関帝廟

日向坂46の周年ライブ、通称ひな誕祭が本日横浜スタジアムで開催されることになり、今日は横浜にやって来た。

 

今回物販の運営が、こう言ったら申し訳ないけどグダグダだったため、朝から開演まで何時間でもグッズ購入の列に並ぶ気持ちで来た。しかし到着時点で既に人が溢れ返っており整理券配布の処置がなされていて8時30分には整理券を手に入れられた。

 

順番が来るまで3時間弱の空白時間が出来た。

 

もうこれは、行くしかない!

 

そう、向かうは関帝廟

 

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関帝廟三国志で活躍した関羽が祀られている廟で、去年の夏に三国志にハマってから行ってみたかった場所である。

 

行こうと思えばいつでも行けるくらいの距離だけどなかなかキッカケが掴めずにいたところ、ひな誕祭と合わせて行けるなんて超ラッキー。推し(日向坂)と推し(関羽)がぎゅうぎゅう詰めで私トクでしかない!


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そんなわけで物販会場の赤レンガ倉庫から約20分ほど歩いて、到着しました、関帝廟

 

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細部まで造り込まれた立派な建物!

いかにも中華な色彩!(俗な言い方ですみません)

ずっと来たかったから感動。

 

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外壁に説明文。中国語読めない…


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関羽なのかな?どんな場面なんだろう。

 

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中に入ってパンフレットをもらい、まずは一通り読む。

 

関帝廟には5体の神様が祀られていて、5本のお線香を買ってそれぞれの神様に1本ずつ供えていき、その後各神様の所でお祈りをするという流れだった。

 

お祈りはそれぞれの神様のところで跪いてお辞儀をして、住所と名前と生年月日を心の中で伝えてからお願い事をして、最後に礼をしておしまい。

 

これを5箇所で繰り返す。

 

参拝に行った時、まだ開門したばかりだったから参拝客が私しかいなくてお辞儀の作法がよくわからず正座してお祈りしたけど、後から多分中国の方が来て、その人のお辞儀が正式な作法っぽかった(職員さんに「あれが正しいスタイルですか」と聞いたらそうだと言っていた)。ちょっと難しそうだった。手の置き方とか。

 

今日はちょっと間違えちゃったけど、気持ちは込めたから許してほしいな〜と思う。でも次に行く時は正式なスタイルでお参りしたいな〜。

 

詳しい参拝手順は横浜関帝廟のホームページをどうぞ。参拝 - 横浜関帝廟

 

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お参りの後はお神籤をした。

 

関帝廟は5体の神様が祀られていてそれぞれによって御利益が違うということだった。

 

「どの神様にしますか?」と聞かれ、迷わず関聖帝君(関羽様)を選択。

 

だって関羽が好きだし!

しかも関羽は学問の神様としても祀られていたから国試受験を控えた私にはピッタリだ。

 

お神籤も作法や手順があって、日本の神社で引くお神籤とは勝手が違った。神筈式おみくじというもので、お神籤棒を引いたり神筈(しんばえ)と言われる神具を床に落としたりした。2つある神筈の表と裏が1つずつ出ないと最初から全部やり直しになる。私は1回やり直した。

 

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出た結果。廟の職員さんに聞いたら「良い結果ですよ」ということだった。ちなみにちゃんと裏に日本語の説明があります。紅いカードは参拝証明書。

 

日向坂の生写真より関羽のカードが嬉しい私…。

 

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参拝してお神籤も引いて満足したので一度廟から出たが、関帝廟の中に三国志の名場面を彫った柱があることを思い出し廟に戻った。

 

どの柱か分からなくてウロウロしていたら職員の方が「何かお探しですか」と声を掛けて下さった。

 

三国志の柱をちょっと…」と伝えたら、「三国志お好きなんですか」との返し。

 

その職員さん、三国志に詳しくて、柱に彫られた場面を丁寧に説明してくれたり、柱に纏わる三国志クイズを出してくれたりして、かなり楽しい時間になった。

 

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これがその柱。廟の向かって左側に1本、右側に2本ある。

 

真ん中が劉備。左が関羽。右が張飛だそう。

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張飛かわいい。

酒癖の悪さが原因で呂布に徐州を乗っ取られちゃう話があるけど、私はあの一連のエピソード(というかそんな張飛劉備がかけた言葉)が好き。許されたわけじゃないけどね…。

 

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呂布。頭につけてる兜(?)が特徴的。

 

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これは横山光輝三国志なんかには描かれていない関羽のシーン。三国志にも色々種類があって〜と、職員さんが色々教えて下さった。

 

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これは華佗に肩を治療してもらっている関羽様!

鍼灸学生的に一番萌えるシーンですね!

 

その後柱を一通り見学。

 

たくさんの場面が彫られていたけど、やっぱり今は知識が少ないし浅いしで、職員さんの解説がないとなんにも分からなくて…

 

もっと色々読んで、次来る時はもっと能動的に楽しみたいなぁ!

 

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帰り際、職員さんにお礼を伝えたら、

「お姉さん、中医学勉強してて三国志好きなら五禽戯やったらどうですか!」と薦められた。

 

こんな会話が成り立ってるのもちょっと面白かったけど(笑)

 

YouTubeでも動画あるから出来ますよと。

 

司馬懿のドラマでも、司馬懿が精神統一をするために五禽戯をする場面がよく出て来てるし、せっかくだから見様見真似で少しやってみようかなぁ。

 

また趣味が広がっていく…

 

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国試に向けてお願い事をしたから、無事に合格出来たら、次は五禽戯三国志にもう少し詳しくなって、またお参りに来たいなぁ。