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日常の記録。

good luck from me to you

思うことが一人で抱えきれないのでブログに書かせてください(別に反応してほしいわけではないけどただ気持ちを誰かに向かって吐き出したい)。

 

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かなり身近な人ががんになってしまった。

 

抗がん剤治療が始まる前でまだ副作用もなく、自覚症状もなく,元気そうだけど、実際はあまり呑気な状態ではないことが話を聞いてると伝わってくる。

 

経緯だったり、これからの治療計画だったり、自分のがんがどんな種類なのかだったり、そんな話を聞く。

 

やっぱり、薬の副作用が凄そうだった。薬や治療法が合う合わないは人それぞれで、どのくらい大変なことになるのかは治療を始めてみないと分からないということは理解した。

 

心配の言葉も励ましの言葉も無意味な気がして、ただ聞いて相槌打つとか、生体検査した時の話が痛そうで実際痛かったらしいので検査が大変だったことを労うとか、その位しか言えることがない気がした。

 

あとは全然違う話ばかりして、私が実技が下手で悩んでる話をして励ましてもらったり、相手は他の分野で卓越してるので勉強方法を教えてもらったり、なんか色々相談に乗ってもらってこちらが元気をもらうような感じになってしまった。

 

話し終わって思うことは「いなくならないでほしい」「元気でいてほしい」「ずっといてくれなきゃいやだいやだいやだ」「早く治って」「大丈夫であって」。

 

治療を受ける本人が一番不安で大変だろうし、大丈夫かどうかなんて本人が一番知りたいことだろうから、そんなことは本人に言わなかったけれど、どうしてもそう思ってしまう。油断すると泣いてしまう。もちろん治療も手術も上手く行くと信じてるけど、もしいなくなってしまったらと一瞬でも思うと不安になる。本人が一番不安なのに、私が不安がるなんてこんな時まで自分の気持ちのことばっか考えてると思うと自分で自分が嫌になる。私が動揺してどうするんだ。

 

正直私にできることはほとんどない(インターネットで物を買ったことがないのでネットで何か買って欲しいものがあったら代理で買ってほしいと言われたけどそんなことならいくらでもする)。

 

ただただこれから始まる治療で薬が身体に合ってくれることと、副作用が少しでも少なく済むこと、ゆくゆく行う手術が上手く行くこと、予後が少しでも順調であることを祈るばかり。

 

少しでも痛くなく、少しでも苦しくなく、できるだけ楽しい瞬間が訪れて、毎日が過ぎてくれればいいと思う。