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日常の記録。

【333】解剖学の本を眺めてる①

違う話で連投しようと思ってたけど、気持ちが新鮮な内に書き残したいことを書いておくことにします。

 

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在宅ワークになって通勤が無くなり時間を持て余すようになったため4月の中旬にまだ開いていた本屋に行って解剖学の本を買ってみた。

 

これまで東洋医学系の本や鍼灸関係の新書は数冊読んだけど、解剖学とかいわゆる西洋医学系の本はノータッチだった。

 

「私が興味あるのは東洋医学!西洋医学は関係なくない?大体そんないかにも理系みたいなの勉強するとか無理だわよ。」

 

鍼灸師になりたいと思い始めた頃(去年の秋)はそう思っていた。「鍼の効果、その凄さ」みたいな本を読んでは鍼への憧れを募らせる日々。

 

しかしある専門学校の体験授業を受けてその考えが変わった。その体験授業では気胸の説明があって、医療事故を起こさないためにいかに西洋医学的な知識、特に解剖学の知識が必要なのかを聞いて、「これは東洋医学だけ勉強したいというスタンスでは100%駄目だ」と気付かされた。むしろ西洋医学の知識は100%必須だと思い知らされた。

 

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そんな中でコロナ禍が起きた。外出自粛が呼びかけられ鍼灸学校も休校、対応は学校によって様々だけどほとんどは学校から課題が渡されて自宅学習を余儀なくされているようだった。

 

コロナの影響は少なくとも2年は続くだろうという話や、もうコロナ以前の世界・生活には戻れないだろうという話を見聞きするようになり、それはこれから始まるであろう自分の鍼灸学生としての生活にも影響があることを感じた。

 

具体的に一番可能性として(あってほしくないけど)あるかもしれないと思ったのは「スクーリングでの座学講義はなくなるかもしれない」ということだった。それはつまり、「自分で進んで、自立して勉強する姿勢」がより強く求められることを意味している。

 

もちろん、鍼灸師という職業に就こうとする以上、学校を出ても一生勉強し続ける必要があるしその覚悟はしている。けど、もはや学生と言えど「学校で教えてもらおう」という受け身な姿勢ではこれから先多分駄目で、学生のうちからどんどん自分で攻めて吸収していく姿勢にならないといけないんだろうと思った。

 

学校で教えてもらうのは実技と、あとは何をどういう順番で勉強して行くべきかの道筋位になるんじゃないだろうか…(もちろんこれは一番薄い期待をした場合の話で、実際は先生方がもっと色々教えてくれるんだろうけど…)。

 

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とにもかくにもそれならば、学生でないうちからなんかちょっとでも勉強する姿勢だけでも身につけなければと思った次第。

 

その心境がこのツイート。

 

で買ったこの2冊。

 

西洋医学系を何か読もうと思った経緯は上に書いた通りで、その中で解剖学をと思ったのは、在宅で勉強している医療系学生の方々が「解剖学難しい」と言っているのをTwitterで見たからだった。

 

医学部や看護学部の学生もみんなが難しい、覚えるのが大変と言っている。そんな万人が難しいと言っているものを来年いきなり一人で勉強して課題出せなんて言われたら絶対に追いつけない。というか普通にスクーリングしてても追いつけない。だったら今のうちから何か少しでも覚えよう…。

 

そんな思いで絵本の方は大体読んだ。

で、今日になってようやく左のリアルな方を開いてみた。その感想…

 

 

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長いのと夜遅いので明日に続きます。