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日常の記録。

「いい意味で他人事

でないとだめなのよ」

 

は、授業で先生がよく言ってる言葉である。

 

「いい意味で」の温かさ

 

と、

 

「他人事」で居られる冷静さ

 

その距離感が私には難しい…。

 

どちらかと言うと感情移入しやすいタイプ。情が入ってしまうとなんでもしてあげたくなるタイプ。

 

これが鍼灸や介護に携わる上で欠点になることは分かっているつもり。

 

デイの仕事も、ある程度の割り切りが必要だというのも分かってはいるつもりで働いている。

 

別に利用者さんの前で感情丸出しにはしないけど、利用者さんの身に起こるあれこれで、実は一々揺さぶられている…。

 

ずっと一緒にいる家族でもなければ、何もかもサポート出来る立場でもないし責任も取れないのに気を揉んだりだけするっていうのは出過ぎた真似だと思う。

 

口にも顔にも出さず、思うだけなら自由な気もする。

 

でも一々動揺していたら、そのうち何かがしんどくなりそうな気もする。

 

授業で毎度、経験豊富な先生が「いい意味で他人事でないとダメ」を繰り返すのは、それだけ言い聞かせても出来ないくらい難しいことだからこそ、なのかな。

 

とにかくその瞬間目の前にいる利用者さんの安全と安心を確保できるようにだけ集中しよう…。

 

過去と未来まで心配するのは今の自分の役割じゃないわ…。