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日常の記録。

ラジオ体操最終日

コロナの影響で昨年4月6日から退職するまで在宅勤務だった。その間会社に行ったのはわずか4日。二度のミーティングと健康診断、そして片付けと挨拶のための最終出社。

 

で、この在宅勤務が始まってからほぼ毎日、同じく在宅勤務になった別の会社に勤める友達と朝ラジオ体操をしてきた。その友達は道場にも一緒に通っているのだが、コロナの影響で道場が閉鎖されたため運動不足解消のために少し動こうと始めたのだった。スケジュール帳を見ると在宅勤務が始まって一週間後の4月13日から始めていた。

 

朝ライン通話を繋ぎ、ダウンロードしたラジオ体操の音源を私がかけ、通話越しで体操。

 

ラジオ体操は日本で子供時代を過ごした人ならほぼ誰でもできる簡単な体操ではあるけれど、全身をくまなく使うので本気でやると軽く汗ばむくらいの運動量になる。朝ラジオ体操をすると体も気持ちもスッキリするし、良い習慣になった。

 

一時期私が別のグループともラジオ体操を掛け持ちしていたこともあって、当初は体操が終わったらすぐ通話を切っていたけど、もう一つのグループが解散してからは電話を切らずそのまま通話することが増えていった。

 

結果、ほぼ毎朝、8時からラジオ体操をして始業まで1時間喋るという日々が1年続いた。

 

ちなみにこの友達は接点がめちゃくちゃ多いので、なかなか会えない人というわけでもなく、週末にも会って遊んだりしていたのにそれでも毎日1時間喋っていた。

 

そんなに何喋ってたかなぁと振り返ると、最近食べた物、一時期は鬼滅の刃に二人でハマり鬼滅の話、共通の友人や知り合いのこと、週末どこに行くか、恋愛やら婚活の話、昨日見た夢、好きなアイドル、愛の不時着、おすすめのYouTube、お互いの家族のこと、仕事の愚痴…など。え?なんかうちら付き合ってる?(※付き合ってない)。ちなみに今日は「酒癖は人それぞれ」という話をしていた。

 

在宅勤務になってから仕事中に雑談することも無くなったし、体操後のこの1時間は良い息抜きになっていた。

 

そんなラジオ体操と他愛ないお喋りも、私が明日から学生になって通学が始まるので今日が最後となった。7時からだったらできるけどどうする?と聞いたら「そんなに早く起きたくない」ということで継続はしないことに決まった。

 

別に会えなくなるわけでもなく、いつでも電話も連絡もできるけど、習慣的に続けてきたことが終わるのは少し寂しい。

 

それにしても1年間、毎朝休まずラジオ体操。我々は良く頑張った!いつかコロナが終息したらこの1年間の思い出を肴にお酒を飲んで笑い合う日が来るだろうな。