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日常の記録。

【91】2020年・私の「今年の漢字一文字」

毎年1年を振り返って「自分の今年の漢字一文字」を決めている。

 

ブログを始める前の2018年は「削」。金銭面以外でのミニマリズムに本格的に目覚め始めた、などの年。

 

2019年は去年ブログに書いた通り「転」。

blog445.hatenablog.com

 

転んで転がり「会社辞めて鍼灸師を目指して進学する!」という思い切った転機に出会った2019年を経て迎えた私の2020年を表す漢字一文字は「繋」

 

結構ベタ?(笑)

 

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理由1「友達との繋がりが増えた」

 

コロナの影響で外出自粛、在宅ワーク。なかなか自由に動けない中、友達との連絡がコロナ前より密になった。リモート飲み会や、特に用事がなくても電話したり。電話はコロナの前より今の方が頻繁。

 

一人暮らしの友達とは、お互いの生存確認と運動不足解消のために在宅ワークが始まった4月から毎朝8時にリモートラジオ体操。友達の仕事納めだった12月28日まで毎日欠かさずやり抜いた!

 

近所の別の友達とは、これまた互いの生存確認や健康維持のために頻繁に会って一緒にご飯を食べたり散歩したり。

 

生存確認という名目の下頻繁に連絡を取り合って、こんな世の中なりに楽しんだかな〜と思う。

こういうことの繰り返しでコロナ禍での不安がかなり和らいだし、これまで以上に親しくなれたかなと思ったり。

コロナが終息してみんなで無事サバイブできたら、良い思い出になるかな、なんて思ったり。

 

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理由2「Twitterで沢山の人と繋がった」

 

6月に、コロナ禍で支給された10万円を使ってTwitterを介して知り合った先生の治療院に治療を受けに行った。Twitterを介して人と会うというのがこの時が初めてだった。そしてこの時お会いした先生のご好意で、その後Twitter上で拝見していた何人かの方ともお会いすることになり、リアルでの繋がりが増えていった。自分がTwitterをこのように使うとは、始めた時には想像もしていなかったから、オンラインの繋がりがオフラインの人生に繋がっていったのは新鮮な感覚だった。

 

直接お会いしなかった方とも、Twitter上で情報交換をしたり、時にはDMを頂いて色々教えて頂いたり。それまで一人で本を読んでみたり情報収集してみたりしていたけど、Twitterを介して色々な方と交流することで一人では考えられなかったこと、知れなかったこと、できなかったこと、が沢山実現した。

 

Twitterが世界の全てではない。だけど、Twitterから沢山の新しい世界、自分以外の世界に触れた。ここでの繋がりは2020年の自分にとってすごく助けになったし、純粋に楽しかった。

 

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理由3「自分の手で人生を繋げた」

 

若干言い回しに無理があるな…笑 まぁ書いてみよう。

 

2020年は、31年の人生で一番能動的に行動した年だった。

 

じゃあ今までずっと受け身だったのかと言われるとそんなことはないとは思う。大学までの進路も、バイトも、就職も、転職も、テコンドーを始めたことも、自分で決めてやってきた。

 

だけどそれは「世間的に良い選択」の範囲の中での行動だった。これは鍼灸師になりたいと思う前からずっと感じていたことだ。

 

そこそこ名のある大学卒業。「そこ知ってる」と言われるような企業での仕事。自分の老後の生活のための貯金。趣味でスポーツ。

 

外面的なキャリアは無難だけど、無難な中にずっといる自分が楽しいのか?と聞かれるとテコンドー以外は首を縦に振れない自分がいる。

 

本当は、漠然とやりたいことがある。生きたい生き方がある。だけどどうやったらできるのか?わからない…。わからないまま甘んじて無難な生活に浸り続けるのが2019年の途中までの自分だった。2019年の後半に少し自分で調べ始めて、2020年はそれが加速した。大袈裟な言い方だけど「自分の人生をクリエイトする」ということに真正面から向き合った。向き合ってみたら、大変そうだけどイケると思った。自分が生きたいように生きても大丈夫だと思った。

 

お金の使い方や、生活や、考え方も少し変わった。「行きたい方向へ少しでも進めるように」が基準になってきた。

 

好きなバンド、THE BACK HORNの歌に「生きることを掴まえるんだ」という表現があって、2020年はその表現がすごくしっくりきた一年だった。まだ掴みきれてないけど、掴もうとして手を伸ばし始めたという感じ。初めて、自分で自分の毎日と人生を繋げていっているという感覚だった。「生きてる」って感じだった。

 

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2021年はいよいよ進学。ついに外側から見ていた世界に足を一歩踏み入れる。2020年に繋がったものを大事にしつつ、自分の人生を掴まえるべく、前進したい。