少し前、ツイッターに「もし限られた荷物だけで無人島に行けと言われたらこの5冊の本を持っていく」というようなことを呟いた。(余談だが私はTwitterが好きだったのでブログなど自分だけの場所では絶対にXと書かないしポストとか言わない。)
この5冊は私の核になる本だったり、すでに何度も読み返している、もっと何度も読みたい本だったりする。
それらの本を読むことで、自分の価値観を再認識したり、新しい考え方に気付いたり、安心したり、鼓舞されたりする。食事をしたり服を着たりするのと同じくらいの溶け込み具合で生活に必要なものである。
そんな本たちを今日は紹介しよう、
とは思わない。
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以前は、自分を形作っていると感じるものを紹介したいという気持ちが大きかった。しかし最近は、形作られた結果としての自分の考えは機会があれば伝えたいと思うが、その根底に何があるかまではあまり外に出さなくていいやという気持ちが芽生えてきた。
例えばそれを書いたとして私は何を伝えたいのか?
同じ本を読んで共感してほしいわけではないし、同じ本を読んで自分と同じ考えを持って欲しいとは思わない。
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自分が文章を書くのは自分の中にあるものを目に見える形にしたいという欲求を満たすためであり、楽器も弾けなければ絵も描けないし踊ることもできない、創作によって何かを表現することができない私にとって唯一の自己表現が「言葉にする」という手段だから、拙いながらも仕方なく文章を書いているだけに過ぎない。拙いことは百も承知しながら、書く時は自分の頭の中、心の中をよくよく眺めて、自分の中から出てくる言葉で書く、ということにこだわっている。自分の中に馴染んでいる言葉、何度も反芻して使い込んだ言葉を使う。それはささやかなプライドであったりもする。仕事でもスポーツでも手本をトレースすることが上達のために必須であるが、個人の場で目的も無く文章を書くということはとても個人的な行為であって、そこは己のオリジナルを貫いていいと思っているしそれが大事だと思っている。
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誰かの役に立つかもしれないことを書きたいという思いも勿論ある。自分も他の人の書いたものや発信に助けられたことが何度もあるので、自分も同じように自分の持っているものを還元してそれが誰かの役に立ったら嬉しい。人からもらった恩を返すには、現状の自分はやはり言葉というツールしか持ち合わせていないので、文章にする、何らかの形で発信することでそれをするしかないと思う。
ただ先に書いた通りこのブログもSNSも自己表現の欲求を満たすことが目的なので、情報発信の道具としての役割は今の自分の中では薄い。こんなことを言うと身も蓋も無いけれど。
それがたまたま誰かの何かの力になるということが昨今のSNS事情では起こる場合もあるけれど、それは本当にたまたまそうなっただけだ。だけど時々起こるそういうやりとりが、自分の求める社会の在り方の一部、お互いがお互いの負担にならない程度に支え合うことに似ている、わずかながらに繋がっている、そんな気がして嬉しい。一方的な思いかもしれないけれど。
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まぁこんな気持ちでブログを書いていますよ、と。
現状の自分の気持ちの確認も兼ねて書いてみました。