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日常の記録。

【参加レポート】在宅鍼灸師ジェネラリストコース③膝関節編

毎週金曜夜に参加しているHAMT主催・在宅鍼灸師ジェネラリストコース

5回目と6回目のテーマは膝関節だった。

 

 

前回前々回の感想はこちらから!)

 

参加前の意気込み。

「膝関節は学校の授業でも結構勉強した!きっと復習にもなるはず!」

 

参加してみて率直な感想。

「ひえぇぇぇ!膝関節見るって全然単純じゃない!そんでやっぱり膝だけじゃなくて体幹も股関節も足関節の可能性も考えないといけないんだ!」

 

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まず、膝関節と言ったら膝の曲げ伸ばしのイメージが強くて、矢状面の運動にだけ着目するものだと思っていた。

しかし例えば矢状面に絞って膝の屈曲一つ見るにも、身体重心から膝関節の距離を見る必要があるし、立位で膝を曲げるなら股関節や足関節も一緒に屈曲・伸展するからその二つの影響がないかどうかも確認しないと「膝が原因の痛み」と言い切れない。改めて、関節って「部分だけじゃなくて隣り合う関節とのつながり」を意識しないといけないんだなぁと思った。

 

そして自分が意外だったのは「膝関節の痛みで大事なのは水平面の運動」ということ。運動学ちゃんと勉強した方からしたら当たり前かもしれないけど…スクリューホームムーブメントという動きが膝にあることを今回の講義で初めて知った。膝を伸展する最後の段階で、ほんの少し脛骨が外旋しなくなるだけで膝関節の安定性が揺らいでしまうことに驚いた。だってほんのちょっとだよ!?その位許容してくれよ〜!と思ったり。身体の作りって繊細だなぁと思った次第。

 

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今回、膝の構造の知識はあったつもりだったけど、それらの構造物がなんであるのか?どうあるのが正常で、正常じゃないのはどんな状態か?までの知識はなかった。(炎症とかレッドフラッグとかは学校で習ったから知ってたけど運動学的なところは未習)

 

もちろん、異常な状態を改善するためにどんな運動療法でアプローチしたら効果的か、そこまで教えてくれたけど、まずはどんなふうに目の前の患者さんの膝を見たらいいのかを知れたことが今回参加して良かったポイント。

 

運動学の基礎がない状態で正確に評価をすることは当然難しいけれど、講座では臨床で見るべきポイントを平易に2つだけに絞って教えてくれたので、講義内容や頂いた資料を今後の実習や卒後に活かしていきたい!

 

次回からはついに!念願の足関節🦶全然詳しくはないけど足のマッサージをしてあげることが好きだから興味津々。楽しみだ〜!