Blog 1/445

日常の記録。

【参加レポート】在宅鍼灸師ジェネラリストコース①姿勢評価

9月最初の金曜日から、HAMTプロジェクトが主催する在宅鍼灸師ジェネラリストコースというセミナーに参加している。

 

hamt-project.com

 

内容は、講師のてっちゃんサンこと、PTであり鍼灸あん摩マッサージ指圧師である白石哲也先生から、3ヶ月かけて機能解剖の基礎やそれに基づく評価や運動方法を学ぼう!というもの。

 

※参加者募集ページより


学生の自分にはまだ早いかな…と思ったものの、参加者募集の案内を見て、授業で暗記した骨や筋をこれからどうやって仕事に活かして行くのか?という疑問や、介護施設でアルバイトをしていながら「人の身体」をどのように見たらいいのか分からないというモヤモヤを思い出し、それらを解消するきっかけになるかも!という思いで参加することにした。

 

✳︎✳︎✳︎

第1回目・第2回目は姿勢評価の基礎講座

 

「姿勢評価」と聞いて真っ先に「難しそう!」と思った。そもそも何を見て何を評価したらいいのか検討もつかない。

 

しかし2回の講義を通して、姿勢を見るときのポイントを骨盤に絞り、矢状面・前額面・水平面で分けてパターンで考えるという方法を教えてもらい、さらにそれぞれの姿勢パターンで必要な運動方法(鍛えるべき筋とその鍛え方)を示してもらって、これなら自分でも姿勢を見てどこにアプローチしたらいいか分かりそう!と思えた。

 

分かりそう!なのはまだ練習が足りないからで、分かる!まで行けるようにその練習方法も教えてくれるのがこのセミナーの手厚い所。

どの姿勢の時にどの部分が縮こまっているか?どの部分が伸びているか?簡単な図で描いて確認できる方法も教えてもらった。

 

運動方法も具体的かつ細かくポイントの解説があり、画面越しに実際にみんなでやってみたりして、オンラインなのに現地開催のセミナーのような雰囲気だった。

 

✳︎✳︎✳︎

HAMT主催ならではの安心感

 

参加者で学生は私だけで、他は臨床に出ている方ばかりだった。でも決して場違いになることはなく、全員に考える機会や質問や発言する機会が平等にあって、和やかな雰囲気だった。

 

このセミナーに限らず私がHAMTのイベントで感じるのは「心理的安心感が保たれているなぁ」ということ。無論、無法地帯で何でも言っていいというわけでは当然ないけれど、素朴な疑問、自分が感じた率直な意見を伝えても、それが否定されることがない。お互い尊重し合って時間を過ごすという雰囲気が徹底されていて、「これを言ったらどう思われるか」など余計なことを気にせず、純粋に学びに集中できる。それが参加する上で良いところの一つだと思う。

 

✳︎✳︎✳︎

 

次回からは各関節の評価の勉強。今週は股関節!

 

その前に、姿勢のパターンの図のお絵描きと、各パターンの運動方法をアーカイブで復習だ〜!