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日常の記録。

私には『自分の葬儀を自分でプロデュースしたい』という願望がある。

 

突然こんなことを言い出してギョッとされたりするかもしれなけれど、終活という言葉が浸透してきた昨今ではそんなに珍しい考えではないと思う。実際に自分でプロデュースした方の事例を聞いてからは憧れは一層増すばかり。まだ30代も前半でそんなことを言うのは些か気が早い気はするけれど「こんな結婚式がいい」と思う人がいるのと同じような感覚だと思ってもらえると伝わりやすいかなと思う。

 

まだ見積も取っていない、計画というよりまだただの願望だけど、既に参列者から開始〜埋葬に至るまでかなり具体的に頭の中にある。

 

その願望の一つに『祭壇に飾る花の指定』がある。

 

どうも私は、菊の花が好きになれない。仏花のイメージが強過ぎて暗い感じがするのと、菊独特の強過ぎる黄色や紫色の組み合わせが好みではない。菊が綺麗だと思ったこともない。

 

では何がいいかというと、私はガーベラがいい。

 

なんかハッキリと「花!」という感じがして、形も可愛いし色のバリエーションも良い。

 

昨日友達とそんな話をしていて、「花言葉も重要だった!」と調べたらガーベラの花言葉は「希望」「前向き」「常に前進」などポジティブなものが多くて、ますますピッタリな気がした。

 

ダリアとかも派手でテンションが上がって好きだけど、高くて予算オーバーになるから、やっぱりガーベラがちょうどいい。

 

今の私にとって、死は日常の延長で、突然大きな衝撃を持って訪れる可能性は低く、緩やかに訪れるものに感じている。よく友達に話すのは、「喉が渇いたから水を飲もう」と思うのと同じような感覚…伝わらないかな…。

 

日常の延長がいつ来るかは分からないので、早めに見積を取って予算を決めて、必要な金額など最低限のものは準備をしておかないといけないな、と思う。

 

友達にも花の希望を聞いたら色々挙げていて、中には時期や飾り方の難易度が高いチョイスもあって、面白かった。

 

みんなはどんな花がいい?