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日常の記録。

勉強の支えになったもの紹介

好きで始めたことも「勉強」という言葉で括られた瞬間からヤル気がなくなってしまうのは一体全体何故なのでしょう…。

 

「勉強」って言葉には、どこか「やらされてる感」があって好きじゃない、どうも、よよこです。

 

「勉強」って言わなきゃいいのにねー。じゃあ何て言ったらいいんだって言われると適当な言葉がパッと思いつかないんだけど。

 

さて、そんな「勉強」嫌いな私が、試験勉強中に全部イヤになって放り出したくなった時にそっと背中を押し続けてくれたものを2つ紹介します。

 

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1つ目:参考書のあとがきに引用された內田百閒(うちだひゃっけん)の言葉

 

お気に入りの参考書のあとがきに引用された內田百閒(うちだひゃっけん)の言葉。

 

曰く、

 

「覚えたことを忘れまいとするその賤しい根性がいけない。忘れることなんか気にしないで、ただ覚えればいい。そもそも生まれた時からのことをみんな覚えていたら頭がおかしくなる。」

 

「学問はむしろ忘れるためにする。はじめから知らないのと、知ったうえで忘れるのでは雲泥の差がある。学問がその人に効果を発揮するのは忘れたあと。学問にすぐ役に立つかということばかり考えるのは堕落の第一歩だ。」(『百鬼園先生言行録』)

 

※青字部分は参考書からの引用

 

色んな暗記をね、どうせこうやっても忘れちゃうだろうし、もっと効率のいいやり方でやらないと…とかね、色々ごちゃごちゃ考えてやらずにいたんだ。でもこの言葉を知って「四の五の言わずに何でもいいからまずはやる!」って思うようになった。

 

やってみたら効率が悪いやり方もいっぱいしちゃって無駄な時間も過ごしたけど、でもそのやり方が効率悪いってことはわかってもうやらなくなったし。

 

別に忘れてもいいんだと思ったらなんか気が楽になった。

 

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2つ目:憧れの果て/ウィープニーズ

 

ウィープニーズは愛知県を中心に活動しているポップスユニット。

 

ボーカルのアヤさんはなんと鍼灸あん摩マッサージ指圧師。いつも参加しているHAMTのしゃべり場でアヤさんとご一緒したのがきっかけでウィープニーズを知り、Applemusicで音源をダウンロードして聞くようになった。

 

中でも『憧れの果て』は歌詞もメロディも大好きな曲。

youtu.be

 

軽快なメロディが楽しい一曲。反面歌詞はただ楽しいだけじゃない感じが、良い。

 

私の好きな部分。

 

「素敵な君を真似て 変わっていこうとして 何年かかってでも 追いかけていこう」

 

「素敵な君のように 影響を受けて 出来れば今すぐでも 同じとこまで」

 

「本当は泣き出したいほど辛い 僕らの背負った道のりはどうにもならん そう言い放ってしまったなら 君に近づくどころか 遠く遠くなってしまうから」

 

※歌詞検索できなくてYouTubeの字幕からの引用なので原曲と違ったらごめんなさい

 

私にも憧れの存在はいて、あんな鍼灸師になりたいなぁ、あんなふうになれたら素敵だなぁ、と漠然と思うことがある。

 

この歌は、自分の中で抱いてる憧れを、行動する原動力に変換してくれる力があると感じる。

 

だから勉強とか他のことで踏ん張りが利かなくなりそうになった時にはこの歌を聞いて「よし、やっぱ頑張ろう」と気持ちを切り替える。

 

試験勉強中、沢山聴いて憧れのエネルギー代謝の材料にしてました。ウィープニーズ、ありがとう。

 

鍼灸を通してお目にかかったはずなのに、鍼灸そっちのけで完全にファンになってしまった私です。

 

ウィープニーズは他の曲も素敵で、どれも歌詞の距離感が、とても丁度良くて心地いい。寄り添い過ぎない、突き放し過ぎない、相手を依存させない支え方、ってあるんだな…と聴いていて感じる。それは、自分が理想とする人との関わり方だったりもする。難しいんだけど。それが歌でできちゃうってすごいなぁ。

 

『未来は僕らの幻』『雨のようにブルー』も好き。

 

ApplemusicやSpotifyでも聴けるからみんなもぜひ。

 

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以上、勉強の時支えてくれてるもの2選でした!