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日常の記録。

自動車免許なんて欲しいと思わなかった日々

後期授業が始まって一週間。ついに自動車教習所に入校した。アラサーになってからの自動車免許取得挑戦が始まる。お金を払っちゃったから、もうやるしかない。

 

東京は新宿に生まれ、実家に車はなく、子供の頃から移動は公共交通機関。東京は電車の路線が山盛りあり都内の移動は電車で事足りるため、高校でバス通学するまでバスにも殆ど乗らなかった。おまけに車酔いしやすく、静岡のいとこの家に遊びに行って叔母の車に乗ったり、学校行事でバスに乗って移動したりする時は常にエチケット袋とお友達という子供時代だった。

 

こんな具合に、車に馴染みもなければ乗って楽しかった記憶もないので、車を運転できるようになりたいと思ったことはなかった。旅行は好きだけど、車が必要な所はずっと避けてきた。必然的に都市部の旅行が中心になり、北海道の大自然とかそういう所には行ったことがない。仕事を選ぶ時も、車を運転しなくても働ける仕事を選んできた。

 

でも、それでいいと思っていた。複雑なことが苦手で、機械とかメカ的なものも苦手なので、そもそも運転できる気がしなかった。運転に付随するあらゆることを覚えられないだろうと。

 

しかし、30過ぎて自動車免許が必要な仕事をしたくなってしまった。

 

これまでは「運転が必要ならやらない」の一択だったのに、「運転が必要なら仕事のためにできるようにしよう」というマインドにアッサリ切り替わり。

 

苦手とか出来なさそうとか言っている場合ではなくなったので、教習所に通うことを決意した。

 

(つづく~)