昨晩。
包丁でトマトを切ろうとしたら右手首に感じたことがない激痛が。刺すような染みるような痛み。こんな痛み経験したことがない。
嫌な予感が過ぎる。
咄嗟に出たのは先輩学生さんから教えてもらったアイヒホッフテスト。
親指を握って拳を作り小指側に曲げる…
案の定の激痛…!!!!
これは、もしかしなくても腱鞘炎では…!?
包丁を握れないほど痛い。料理も途中だし翌日は鍼実技の期末テストだ。
焦って、痛みが一番強い円皮鍼を尺側手根伸筋腱に貼ってみたら、ひとまず痛みは治まった。
これでいいのかわからないけどとりあえずこの場は凌げた感。
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夜が明けて本日。
もう怖くてアイヒホッフテストはできない。片手挿管はできるし練習器にも刺鍼できたのでひとまず鍼実技の試験を受けに学校へ。
試験は滞りなく終わり、不安を抱えていたものの指圧実技の授業も終わった。指圧は放課後実習もして、クラスメイトにめちゃくちゃ助けられながら課題の練習も無事終えた。
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(余談だけど私の所属する学年、みんなお互いにすごく協力的で、練習、勉強始め、最高の雰囲気。今年この学校に入学してホントに良かった。という話を今日の放課後もクラスメイトとしてました。私も周りに色々還元できるように頑張ろう!と毎日思うし、みんなが時間を割いて助けてくれたところはキチンとできるようになりたいと思って頑張れる。本当に自慢のクラスです。)
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そして夜。
昨晩のような激痛は治まったもののまだ痛い。円皮鍼はあと1個しかないから無闇に使えない。寸3の鍼は鍼管無くしたようで見つからず鍼もできない(鍼管あったとて右手に左手で押手無しで刺せるのか?やったことないから未知数…)
そこでお灸。
右腕に据えるのでいつもと逆の手=右手で艾炷を作り左手で小指伸筋腱に5壮ほど据え、線香に持ち替えて火を点ける…。左手で捻って右手で据えるより難しい。透熱灸にしてはやや大きい気もするけれど仕方ない。
利き手と逆の手でもお灸できるようになる、つまり「右利きだけどお灸は両利きなんだよね〜」と言えるようになるチャーンス!
転んだってタダでは起きないもんね!この状況を乗り越えつつお灸両利きになっちゃうもんね!見てろよ、腱鞘炎。
手間取りながらも50壮くらい据えてみたら少し楽になった気がしてきた。温めるのいいね。あととりあえず気持ちいい。
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先生にも相談したら、その場で腕のケアしてくれつつ相談も乗ってくれて。
「私のあん摩や指圧の練習が下手だから腱鞘炎になったんですよね」と言ったら
「誰もが通る道だから気にすることない、みんな一度は手を痛めて、痛めないでできる方法を模索したり練習していくもの」と言ってくれて。
みんなが通る道と聞いて何故か安心(?)しつつ、手を痛めない姿勢、力の入れ方を練習しよう…と思った次第。
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お灸両利きを目指してケアしつつ、練習以外は安静にして、今日教えてもらったアドバイスを守りつつ、残りの手技の実技テストや実技補講を乗り越えていきたい。
あマ指上手くなりたいよ〜〜〜。