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日常の記録。

親知らず抜いた①

私には親知らずが3本ある。特に痛むこともなかったし、親知らずの抜歯は危険と子供の頃から刷り込まれていたせいで抜くのが怖くてそのままにしていた。

 

が、右下の親知らずが虫歯になってしまい、ついに抜かなければならない事態になってしまった。放置すると残さなければならない親知らずの隣の奥歯も虫歯になるから、ということだった。

 

私のかかりつけの歯科医院では抜けないとのことで、紹介状を書いてもらい地域でそこそこ大きい総合病院の口腔外科へ。

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私の右下の親知らずは、なんと2本あった。正確には2本の歯が繋がって1本の巨大な歯になっていた。一般的なサイズの倍の大きさらしい。こんな所で1本オマケなんていらなかったのに本当に余計な造りになってくれたものだ。抜くのは大変らしい。

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こんな感じで抜くと説明を受けた。

 

検査の翌週、いよいよ抜歯本番。手術は1時間かかると言われたので、術中の口を開けて横たわっているヒマな時間に脳内で経穴の暗唱をしようと意気込んで臨んだ。肝経はちょっと危うかったので復習もした。随分余裕に見える態度に思えるが、恐いと騒ぎつつもやるとなったら腹を括って、あとは呑気に過ごす性格なのだ。

 

いざ手術。

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が、1時間かかると言われたのに、なんと15分で終わった。

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あまりに早く終わって胃経までしか暗唱できなかった。

 

抜き終わった歯を見せてもらったら、案の定大きかった。

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「持って帰りますか?」と聞かれたけど、持って帰っても使い道がないので断った。後からTwitterで見たら、親知らずで型取ってアクセサリーにしてる人がいて、世の中には色んな人がいるな…と思った。

 

さて、アッサリと終わった抜歯。この後すぐに帰って良いと言われて帰宅したのだが…この後歯科医も予想だにしないかった展開に見舞われることになる。