こんにちは、よよこ(@445yoyoko)です。
先日「自分の思う”ミニマリズム”の魅力のひとつは、つらい思いが少なくお金が貯まること!」という記事を書きました。
この記事にも書いた通り、ミニマリズム的な考え方を生活に取り入れると自然とお金が貯まりやすくなります。私自身、収入も貯金も少なすぎて生活も人生もつらかった時に「ミニマリスト」という生き方があることを知って気持ちも生活もだいぶ楽になりました。今日はその時のことを書きます。
お金がなくて毎日悩んでいた
4年前。当時の私は毎日悩んでいました。新卒で向いていない仕事についてしまって限界を感じ転職したものの契約社員。給与は手取りで14万円。実家は出て同棲中。けどその同棲もやめたい。実家は色々事情があって戻れない。だけど貯金も心もとない(2年貯めて80万円くらいだった)。お金がないから欲しいものは買ってはいけない。お金がないから楽しいことはしてはいけない。全部耐えるしかない…。毎日こんなことばかり考えていて、とにかく気持ちは真っ黒でした。(ちなみに「同棲してたなら相手がお金出してくれてたんでしょ?」と言われたことありますが、完全折半だったので相手から多く出してもらったことはありません。)
節約術を漁っていて出会った「ミニマリスト」という生き方
「今お金ない・これから収入が増える見込みもない」という状況でできることと言えば節約して支出を減らすしかありません。私は節約サイトを読み漁りました。
その中で一番参考にしていたのが「60歳までに3000万円貯める!」を掲げているSanchoさんのブログでした。
この方の記事は全部読んだのですが、その中の一つにミニマリストの方の生活を紹介する記事があり、これが私が「ミニマリズム」という言葉を知ったきっかけになりました。
「月10万円で幸せ」なら自分にもできる!
この記事のタイトルを見た時思ったことは「月10万円で幸せな暮らし?だったら私でもできるんじゃん!」でした。
詳しくはぜひSanchoさんの記事を読んでいただきたいのですが、記事に書かれているW君の生活は
これだけ見ると味気ないというか、これが本当に楽しいのか?という感じですが、ここで参考になったのは「節約をしたいわけじゃなくて、少ない物で暮らすこと」が目的だということ。
「自分に本当に必要な物だけを見極めて、それ以外の物は削り、自分が本当に必要だと思う厳選した物を長く大切に使う生活していること」を続けていたら、結果として生活費が10万円に収まった!というのがポイント。
だからこのW君は洋服も食器もブランド物だし、電子書籍とか3~4万円分買ったりとかしていて、「欲しい!」「使いたい!」と思うものは我慢せず買っている。その反面「自分にはいらない」と思う物は、テレビや電子レンジなど「普通持ってるでしょ」と思われるようなものでも持たない。好きな物は持っているから楽しい気持ちでいられる、自分が要らないものは持たないから嫌なものが身の回りにない、しかも購入するお金がかからないだけでなく、置くためのスペースもいらないし(広くない家でもOKになる)、処分する時の手間や費用もかからないから自然と余計なお金もかからなくなってくる。今振り返れば「そうだよね~」という感じですが、その時は「これは凄いアイディアだ!」と感動したのを覚えています。
「本当に必要か?」を習慣にする
「自分にとって本当に絶対に必要か?」という線引きさえできれば、お金が少なくても我慢せず快適に暮らせるという画期的な発想!それがミニマリストという生き方を始めて知った時の私の感想でした。そして「自分にとって本当に必要か?」というフレーズを、それからの買い物や部屋の断捨離をする時の合言葉にするようになりました。
この「本当に必要か?」の線引きは最初の頃はラインがゆるゆるで、後から吟味するとそんなに必要ないものまで買ったり保管したりしてしまっていたけれど、やっていくうちに段々慣れてきて今では「心の底から欲しい!」と思うものを買う・手元に残すのがだいぶ習慣になりました。そして無駄な支出がかなり減ったので少ない収入でも安定して貯金ができるようになり、経済的な心配がだいぶ減りました。ついでに家の中も片付いて一石二鳥。
4年前の自分は本当にお金がないことが「解決できない悩み」だといつも思っていて、そのせいで精神的にもだいぶつらかったけれど、あの時ミニマリストを紹介する記事に出会えて本当に良かったなぁと、今でも思います。